美容やアンチエイジングなどにおける「抗酸化」という言葉の定義は、大まかに言えば「酸素がもたらす有害な体内での作用を弱くしたり、無くしたりする働き」を指します。
酸素が体内で悪さをしていて、それを減らすことを指すわけですね。
栄養学においては、脂質の酸化を食い止めることを指します。
広義ではこれに加えて、活性酸素を無害化することが加わります。
基本的には、抗酸化物質そのものが酸化されることで、体全体に抗酸化作用を与えます。
自身が身代わりとなって、他の物質が酸化されないようにする物質群が、抗酸化物質というわけです。
よく取り上げられている分類方法としては、水に溶けるかそれとも油に溶けるか、という違いです。
水に溶ける抗酸化物質を、水溶性抗酸化物質、あるいは水溶性抗酸化剤。ビタミンCなどがその代表です。
水に溶けず、油に溶ける抗酸化物質を、脂溶性抗酸化物質、あるいは脂溶性抗酸化剤と呼びます。ビタミンEなどがその代表です。
ビタミンCなどの水に溶ける水溶性抗酸化物質は、水に溶けるということで、細胞の中や血液中に存在し、そこで抗酸化作用を発揮します。
一方、ビタミンEなどの脂溶性抗酸化物質は、脂(あぶら)に溶けるので、主に脂で作られている細胞膜などに多く存在し、そこで抗酸化作用を発揮しています。
抗酸化サプリメントを買う場合には、水溶性抗酸化物質かあるいは脂溶性抗酸化物質のどちらか一方ばかりを買うのではなく、両方とも補うように買うのが良いです。
両者は交互に作用するため、両方を同時に摂ることにより、より効率よく効果を発揮します。

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